LVMスナップショットをとる

(2019-03-26更新)

LVMスナップショットは特定の論理ボリュームのある時点での内容を保持します。

目次:

作成

構文はlvcreate -s -L サイズ -n スナップショット名 基ボリューム名 です。サイズはスナップショット作成時と現在のボリューム内容の差を格納するための容量です。

例: ボリュームグループvg0の論理パーティションlv0_masterの現在のスナップショットをlv0_snapとしてとる

sudo lvcreate -s -L 1G -n lv0_snap /dev/vg0/lv0_master

使用

このlv0_snap をマウントするとスナップショットを作成した時点でのlv0_masterの内容を見ることができます。

sudo mount /mnt /dev/vg0/lv0_snap

容量確認

現在どの程度の容量を使っているかはlvdisplayのAllocated to snapshotで知ることができます。

sudo lvdisplay /dev/vg0/lv0_snapshot
--- Logical volume ---
    LV Name                /dev/vg0/lv0_snap
    (中略)
    Allocated to snapshot  0.05%
    (後略)

削除

使い終わったら lvremove スナップショット名 で削除します。

sudo lvremove /dev/vg0/lv0_snap